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 世界一高い山脈・ヒマラヤと、世界最大の高原・チベット高原。標高約8848メートルのエベレストの頂上からは、海の生き物の化石がみつかっています。それは、かつて南半球にあったインド大陸の大陸棚でくらしていた、約4億6000万年前の生物たちの痕跡。テチス海の底が押し上げられて、ヒマラヤの頂上部になったことがわかります。
エベレスト山頂のチョモランマ石灰岩からみつかった化石
三葉虫の化石(断面)
ウミユリの破片の化石(断面)約4.6億年前のオルドビス紀

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パネル作成:酒井 治孝*・藤井理恵*・桑原義博
九州大学大学院比較社会文化研究院環境変動部門
*:現所属 京都大学大学院理学研究科地球惑星科学専攻 地質学鉱物学教室


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