9-01
動物の骨のシミュレータ
 みなさんは動物の骨格構造や骨格の動く原理、身体機能が動物によって全然違うということをしっていますか?
 たとえば、ネコは高いところから落下してもケガをしません。ネコは落下する最中に、長くて柔軟な脊椎やしっぽを利用してすぐにバランスをとることができます。さらにネコの肩の鎖骨とお尻の寛骨は特殊な扁平骨ですので、着地したときの強い衝撃はこれらの特殊な骨によって分散されるのです。
 動物は数百個の骨とその複雑な構造によって、生きていくために必要な、ユニークな身体能力を発揮することができます。
この図はネコとその骨格の対比図です。

動物によって骨の構造も機能も全然違います。この図はフクロオオカミの骨格の標本です。

3DメガネとU字型スクリーンを通して、骨格の動きを見ることができます。

3次元どうぶつ図鑑制作中のワンシーンです。
手前の中国上海からの留学生 金培明君が制作しています。


作成:竹田 仰 九州大学大学院芸術工学研究院 コンテンツ・クリエーティブデザイン部門

フレームが表示されていない場合はこちら