1911年(明治44年)九州大学の開設と共に設置された地球資源システム工学部門(当時の名称は工科大学採鉱学科)は1976年工学部資源工学科に名称変更、2001年に大学院重点化に伴い、現在の名称となりました。これまで90年以上にわたって、国内のみならず、海外の地下資源の調査研究および教育に尽力してまいりました。

 卒業生総数は1800名を越え、現在学部学生(地球環境工学科資源工学コース 学生定員1学年35名)、大学院修士課程学生(学生定員1学年17名)、大学院博士後期課程学生(学生定員1学年8名)を合わせ、200名を越える学生が在学しています。そして、わが国屈指の地下資源に関する総合的な教育・研究機関として認められています。


 当部門は3つの大講座(地球工学講座、資源システム工学講座、エネルギー資源工学講座)から構成され、それぞれの講座は右に示すような専門分野の異なる研究室から構成されています。

 これらの研究室構成によって、当部門では各種地下資源の探査・開発からその処理に至るまでの一連の教育と研究を行なっています。そして最近では、教育・研究内容を資源分野の周辺領域に拡大しており、地球環境の保全、自然災害の防止にも取り組んでいます。

九州大学大学院工学研究院
地球資源システム工学部門
公開展示実行委員長   
江原幸雄  



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