アサガオは日本で改良された草花ですが、もともと日本に生えていた植物ではなく、奈良時代(8世紀ごろ)に中国から渡ってきました。

原種はこのような青い花で、3つに別れて尖った葉をもつアサガオでした。

江戸時代までは、白・紅・紫などの色変わりしかなかったのですが、江戸時代後期(1804〜)に、たくさんの変わりもの(突然変異体)があらわれました。これらのアサガオは現在九州大学で保存されています。



このようなアサガオと思えないような突然変異はなぜ起こったのでしょうか?


パネル作成者: 仁田坂 英二(理学研究院生物科学部門)