みそ、しょう油、豆腐、納豆など、ダイズから作られる食品は日本の食生活に欠かせないものばかりです。ダイズは脂肪を多く含む(約20%)ことから、生産量のおよそ80%は植物油の原料として使われています。また、その絞りかす(脱脂ダイズ)からは、粉末状やペ−スト状にした植物性タンパク質が作られ、ハム、ソ−セ−ジやかまぼこ等のねり製品、ハンバ−グなどの冷凍食品など、多くの加工食品に添加されています。


ダイズはタンパク質、脂肪に富むばかりでなく、悪玉コレステロ−ルを分解するレシチンや、骨のなかのカルシウムが解け出すのを防ぐイソフラボン、老化防止に効果のあるビタミンEなどを多く含む極めて優れた食材です。


パネル作成者: 望月 俊宏(農学研究院植物資源科学部門)