3-06
 ふつう、水は動いたり流れたりするから、その中にあるものも一緒に動いたり流れたりしますね。でも、まわりの水が動いたり流れたりしていないのに、ひとりでに流れていくことがあります。それを「みつどりゅう」といいます。
おふろで「みつどりゅう」をつくってみよう!
用意するもの
・コップ
・スプーン
・入浴剤
・ラップ
コップに水を入れ、スプーン2杯分の粉の入浴剤をとかし、
コップのふちまでいっぱいに水をたします。
液体の入浴剤の場合は、キャップ2杯くらいを使います。
ラップをぴったりかけて、こぼれないようにします。
水をいれたおふろの底に、逆さまにして入れます。
おふろの水がしずかになるのを、しばらく待ちます。
ラップをゆっくり外し、そっとコップを傾けます。
コップの水は、どんなふうに流れるかな?
ちゅうい!:コップをかたむけて中の入浴剤を流すとき、
おふろの水をゆらすと不自然な流れになってしまいます。お風呂の水はゆらさないようにしましょう。

おふろ場は、危険もあるので
  必ず大人の方といっしょにしてね!

保護者の方へ
密度流(みつどりゅう)の仕組み
 密度流とは、周りの液体(水)や気体(空気)などよりも、高い密度のものによっておきる流れのことです。
 深い海や湖の底で、風や波による動きがほとんどなく、水流はほとんどありません。そのようなところで、細かい礫や砂、泥が混り合った流体は、まわりの水よりも密度が高く、その密度の差だけで水中を動くことができるのです。

密度流の先頭がふくらんで、大きく乱れるのは、濃度の薄い密度流の特徴です(右)。

上の左右の図を重ね合わせたもの。
濃度の薄い密度流(色の薄い方)は先頭がふくらんで大きく乱れている


 入浴剤を溶かした水は、何も入れていないお風呂も水よりも、ほんのわずかだけ密度が大きくなっています。このわずかな違いで、流れが起こります。是非ご自宅のお風呂で、入浴剤を使って、試してみてください。
 手で水をかきまぜたりしていないのに、入浴剤が広がっていく様子は、なんだかとっても不思議な感じがしますよ!

この密度流は、水の流れがほとんどない深い海の底で地層ができるときの、ひとつの仕組みになっています。
※おふろ場で作業するときは、お子様が滑ったりしないよう、
 一緒に気をつけてみていてあげてください。

フレームが表示されていない場合はこちら