21世紀石炭の役割

 電気を作るために使われる一次エネルギーは21世紀も増加しつづけると予測されていますが,石油や天然ガス,原子力などの割合が変化してくると考えられます。石油は2030年頃ピークを迎え,その後次第に減少し22世紀初頭にはほぼなくなると考えられます。つまり,21世紀後半には,石油は石炭や太陽熱,他の自然のエネルギー,原子力エネルギーに取ってかわられると思われます。しかし,石炭を多量に使うと地球温暖化への影響など環境への問題を考えなければならないため,九州大学地球資源システム工学部門ではこの問題を解決するための研究を始めています。


21世紀における世界の一次エネルギー供給量(割合)の予測

パネル作成者:内野健一(地球資源システム工学部門資源開発工学研究室) 


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